【初心者向け】本音で語る「登山の三種の神器」優先順位
- 敦雄 中山
- 6月23日
- 読了時間: 4分
前回は、三毛猫登山案内所で登山デビューを果たしたAさんのインタビューをお届けしました。
「私でも大丈夫?」という不安を乗り越えて、仲間と一緒に一歩を踏み出したAさん。今ではすっかり山歩きの楽しさにハマっているようです。
さて、Aさんのように「いざ山に行ってみよう!」と思ったとき、次に立ちはだかるのが「道具の壁」ではないでしょうか。
ネットで登山の準備を調べると、必ず「まずは三種の神器(靴・ザック・レインウェア)を揃えましょう」と出てきますよね。
専門用語も多いし、「全部揃えたら何万円かかるの…?」と、そっとページを閉じてしまった経験がある方もいるかもしれません。
でも、安心してください!
三毛猫登山案内所では、「最初から全部を完璧に揃える必要はない」と考えています。
今回は、標高がそれほど高くない山(2000m以下)を、5時間以内で歩く「日帰りハイキング」を想定して、初期費用を抑えつつ安全に楽しむための「リアルな優先順位」を本音でお話しします!
第1優先:登山靴(トレッキングシューズ)
【理由】足を守り、自分の力で安全に帰ってくるため

私たちが考えるダントツの第1優先は「靴」です!
ここだけは、最初からしっかり予算をかけて専用のものを準備してほしい部分です。
普段履いているスニーカーは、平らなアスファルトを歩くためのもの。
山の土や岩場、木の根っこが張った道を歩くと、とても滑りやすいんです。
また、山道に耐えられず靴底がパカッと剥がれてしまうトラブルもよくあります。
もし山の中で足を捻挫したり、靴が壊れてしまったりしたら、一歩も歩けなくなってしまいますよね。
「安全に登って、自分の足で無事に帰ってくる」。
そのために、靴だけは妥協せず、必ず登山用品店に行き、店員さんにサイズを測ってもらって自分の足に合うものを選んでくださいね。
第2優先:ザック(バックパック/リュック)
【理由】日帰りの軽い荷物なら、家にあるもので代用できるから

第2優先は荷物を入れるザックです。「え、登山用のリュックじゃなくていいの?」と驚かれるかもしれません。
5~6時間も歩き続ける様な本格的な登山や、重い荷物を背負う場合は、肩や腰をサポートしてくれる登山用ザックが必須です。
でも、おにぎり、飲み物、タオル、ちょっとした上着を入れるくらいの「日帰りハイキング」なら、家にある普段使いのリュックサックでも十分代用できます。
まずは手持ちのリュックで山を歩いてみて、「登山、楽しい!これからも続けたい!」と思ったら、その時にお気に入りのマイ・ザックを探すという順番でまったく問題ありません。
第3優先:レインウェア(雨具)
【理由】条件をしっかり選べば、高価なものは後回しでもOK

最後はレインウェアです。「山の天気は変わりやすいから絶対必要!」と言われますし、それは間違いではありません。
ただ、以下の条件を守れるなら、最初から数万円もするような高級なレインウェアは買わなくても大丈夫です。
事前の天気予報で、降水確率が極めて低い日にしか登らない
標高が2000mを超えない(天候が極端に急変しにくい)
5時間以内で下山できる
これらの条件が揃っている日なら、本格的な雨に降られるリスクはかなり低くなります。
⚠️ ただし、1つだけ絶対に守ってほしいルールがあります。
それは「必ず持っていくこと」!
雨が降らなくても、山頂は風が強くて急に冷え込むことがあります。
そんな時、レインウェアは「風を防ぐ上着(防寒着)」として大活躍してくれます。
最初はワークマンなどで売っている安価なカッパや、コンビニのポンチョでも構いません。
「使わないかもしれないけれど、お守りとしてリュックの底に忍ばせておく」。
これだけは忘れないでくださいね。
まとめ:賢く揃えて、まずは最初の一歩を!

靴 = 安全の要!お店でしっかり試着して最初の投資を。
ザック = 家にあるリュックで気軽にスタート!
レインウェア = 安価なものでOK。ただし「お守り」として必ず持っていく!
いかがでしたか?
「これなら私にも始められそう!」と思っていただけたら嬉しいです。
限られた予算を賢く使って、まずは山歩きの楽しさを味わってみましょう!


